第20ステージ

最後の個人TT
もう何を書いたらいいのかわからない〜!!
とにかく興奮させてくれました。


最初の計測地点ではバッソがランスより7秒早く。
バッソ優勝か?と一瞬びっくり。
結果としてはバッソが後半で失速し、ランスは後半から上げてきて、ランス、ウルリッヒヴィノクロフジュリックバッソという順番になったわけですが。何回見てもウルリッヒは圧倒的に強い。しかしいつもその上を行くランスはもはや人類を超えているとしか…。


ヒンカピーランディス、ライフェマー、ホーナーといったアメリカ人もやっぱりTT強いですね。トップ10に4人いました。注目されていたサボルデッリは結局どうなったんだか、気になる。


そして何よりも、表彰台争いで注目されていたウルリッヒVSラスムッセンですよ。もう〜〜〜ラスムッセン!!!最初のロータリーで落車、自転車の不具合で自転車交換が3回、後ろから来たバッソにも抜かれ、更にゆるいカーブで草むらに2度目の落車、多くの選手が引っかかったタイトなコーナーでももれなく危うい走りをし、6分後にスタートしたランスにも抜かれ……。まさに不運のオンパレード。もうこんなラスムッセンは見てられないって感じになってました。実況では「ちなみに現在スタジオでは永井さんが頭を抱え込んでしまいました!」って言ってた。元ファッサボルトロのメカニックをやっていた永井さん、メカとしての視点からかなり苦悩していた様子。「こんなことはありえない…でもやっぱりありえる…いやありえない」とか仰ってて、こっちも息苦しい思いになりました。


ランスは余裕の優勝で、スタート前もゴール後も子どもたちに囲まれて、「休日のパパ」状態。息子のルークくんは本当にランスそっくりじゃないですか!彼もいずれ自転車選手となってツールに戻って来たりするのかなあ。