第7ステージ

中盤21人が逃げているというちょっと珍しい事態。
ほとんどのチームの選手が1人は逃げているので、ちょっとどうしたもんかという感じが、逃げ集団にもメイン集団にもただよってました。


結局登りに入るあたりで21人の中から数人が逃げ出して、山でコルド・ヒル・ペレスが他を引き離し、そのままゴールまで逃げ切って優勝しました。


BUT!!!


後方のメイン集団では大変なことが!
現在マリア・ローザを着ているベッティーニがなんと遅れ始めてしまったのです。これは、総合優勝を狙うライバルたちにとって、恰好のチャンス。クネゴシモーニディルーカバッソといったビッグネームたちが自らメイン集団先頭に立ってスピードを上げていきます。さすが1級山岳、もう総合優勝に関わる動きが出てきてしまいました。更にどうしたことかバッソも少し遅れてしまい、クネゴのいる集団は更にスピードアップ。バッソのいる集団には、前を行くディルーカと同じリクイガス・ビアンキの選手が3人くらいいて、ディルーカバッソの差を開かせたいなら先頭交代に加わる必要はなかったのですが、そこにチォーニらがいたらしく必死に引いてました。しかし途中でリクイガス落車…!結局ライバルであるバッソを助けただけで自分たちはだいぶ遅れを取ってしまうという結果に。バッソクネゴたちから30秒くらいの遅れとなったもようです。