イタリア:1

もはや自転車と関係ないですけど、その他のネタを探す余裕もないのでひとまずイタリア旅行記でございます。もしお暇があればどうぞ。。




1日目 移動日

成田空港を正午に出発して12時間の空の旅。
機内では寝たり食べたりゲームしたり、寝たり食べたり音楽きいたり、寝たり食べたり映画を観たりして過ごしました。とにかく首を曲げないようにと。。変に曲げると絶対10時間後くらいに首や肩が激痛くなって最後の2時間は座っていることすら苦痛になるから…!
そうこうして、どうにか体は痛くならずに無事に到着。しかしたどりついたのは、イタリアのローマ…ではなくて、イギリスのロンドンでした。日本時間では日付が変わっていますが、これから乗り継ぎです。まだまだホテルのベッドは遠い。


ヒースロー空港で少し時間があったので、売店ガゼッタを探して購入。タイトルの横に小さく「UK ONLY」と書いてあるのを無視して買ったら、案の定?自転車記事がなくてガッカリ。ちなみにイギリスはまだユーロ導入してないので、ポンドでおつりがきました。


さてさて、ヒースローで4時間過ごしたその後、やっと乗り継いで念願のイタリアにどうにか到着。結局、ホテルの部屋に入れたのは夜中の12時(日本時間で朝8時)でした。日本の我が家出発から数えて移動時間は24時間以上…。お疲れさま自分。狭い部屋だろうが狭いベッドだろうがよく眠れました。


どうでもよいメモ
ブリティッシュ・エアウェイズの係の人にパスポートを見せた際、「Thank you, madam.」と微笑まれてちょっと感動。マダム…!(笑)



2日目 ローマ

起床は5時半。思ったほど時差ぼけしてなかった。
ホテルの朝食はパンorコーンフレークしかなくて何だかなあ…
しかしホテルのスタッフはさすがイタリア人という感じで早朝から歌いながら給仕してました。しかも日本語。しかも「ありがとう〜あ〜りがとう〜」と謎の節をつけて。。(その後、別の土地へ行ってもこれと同様の給仕をよく受けました)


さて、8時前からさっそく観光開始です。まずはバチカン美術館へ。
その後、システィーナ礼拝堂サン・ピエトロ寺院コロッセオという順で回りました。


システィーナ礼拝堂では言わずと知れた「最後の審判」観賞。
天井あんなに高いんですね…。
あんな場所で、ほとんど目が見えない状態で上向きになって絵を描くって相当怖そうです。
それにしても、礼拝堂は喋っちゃいけない厳格な場所だったのですが、人がすごい混雑で、ざわざわ、ざわざわ…。係官が何度もシーッと言ったり手を叩いたり口頭注意したりで大変そうでした(^_^;


コロッセオを外から見学した後は、昼食。
ここで本日2度目の、イタリアの食に関する衝撃を受けることになりました。
レストランでペンネを食べた後、デザートがあると聞いていたので「何だろう♪」と楽しみにしていたら、出てきたものはなんと、リンゴとオレンジ。しかも丸ごと皮付きで……!
な、なに?どうしろと…?まさか自分で勝手に切って食べろってこと??
しかも果物ナイフすらついてない(-_-;
戸惑いながらも、食卓に置いてあった肉用ナイフらしきものでざっくざっくと切ってリンゴとオレンジの皮むいて食べました。「自己責任の国」と聞いてはいたけどこんなところまで自己責任なんですね…。オドロキ。


それからトレビの泉でコインを投げるマネだけして(笑)、スペイン広場前でジェラートを食べました。(スペイン広場の階段は飲食禁止になったそうで)
階段のところで友達と写真を撮り合っていたら、同じく観光客らしいイタリア人の女の子が陽気にピースサインをしてきました。ピースを返したら近づいてきて、イタリア語で何か「友達とふたりで写ってる写真を撮ってあげる」的なことを言ってくれたらしく。カメラ狙いのスリかな?と危ぶみつつ、勘で「たぶん大丈夫だろう」と判断して撮ってもらいました。でも友達はめっちゃ警戒してて、後で聞いたところによると私の鞄をじーっと監視してくれてたそうです(笑) 結局それは大丈夫だったんですが、撮ってもらった写真を確認したら私の横に見知らぬピースサインが写りこんでました。単なる陽気なイタリア人だったのか、それともちょっとしたイタズラだったのか、いまだによくわかりません…。


夜、観光を終えてから時間があったので、ホテルのテレビでトリノオリンピック・女子フィギュアを観戦。荒川選手の金メダルの瞬間を目撃できました。とりあえずイタリア人の解説もいろいろ言っていたので誉めてたみたいですよ。