サングローズ

サングローズと聞いてピンとこない方はどうぞ飛ばしてください〜(^_^;
自転車は120%関係ありません!




さて、月曜から体調を崩して家に閉じこもっているわけですが、暇なので、今更ながら『ダ・ヴィンチ・コード』を読んでます。さすがに面白いです。小説としておもしろいというより、薀蓄がすごく面白いのでそれだけでもいいくらい。読み始める前に「ダ・ヴィンチの絵に隠された暗号」と聞いて、私が思い描いていたどんなものよりすごい秘密が出てきたので、心底驚愕です。どうせ麻薬とか生物兵器とか核兵器とかそんな感じの話なんでしょ〜と高をくくっていた私は本当に想像力の貧困な日本人だなあと思いました。。


で、(小説のネタバレにならない程度に)ここからが本題なのですが。
小説の中に「サングリアル」という言葉と「バラ」という象徴が出てきてまたびっくりしました。
Coccoの4枚目のアルバムタイトル「サングローズ」にすごく近い!
この謎めいたサングローズというタイトルの意味についてはファンの間でいろいろ言われてて、Sang Roseで「歌われるバラ」だとか、Sun Glowsで「太陽が輝く」だとか、沖縄の言葉で「サンゴ細工のバラ」だとか諸説ありました。実際いろいろな意味が含められている可能性は高いと思うのですが、Cocco自身ははっきりと「これが答えです」と表明してません。(してなかったと思います…記憶が確かならば。。)


というわけなので、今回『ダ・ヴィンチ・コード』を読んでいて、「サングローズ」の意味の新たな解釈も可能かも?と思ったわけであります。単なる偶然なのかもしれないけど、『ダ・ヴィンチ・コード』の中で言われているような意味を、もしCoccoが知っていたとしたら…??いろんな憶測が出てきます。これまでに発表された他の歌詞も全然違う意味で再考できるかもしれない……。いくつかの曲に宗教性が感じられるのは事実だし。
とちょっとドキドキしてきました(笑)この話題で卒論が1本書けそう。


たとえCoccoがそんな寓意をこめていなかったとしても、この言葉選びを偶然でもしてしまうあたり、やっぱり天性のものなんだなあと感心します。ダ・ヴィンチ並みの天才!とか言ったらさすがに親バカならぬファンバカ?と言われそうですが。
ダ・ヴィンチ・コード』を未読のCoccoファンの方にはぜひ読んでいただきたい(笑)