(6)『シービスケット』


土日は家族が家にいて私1人がテレビを占領できない&長時間画面に集中できない、という理由で映画が観れませんでした。平日になったのでまた映画鑑賞を再開。


1930年代、不況の真っただ中のアメリカで、1頭のサラブレッドの活躍が国民に勇気を与える─。実話をもとにした感動のドラマ。騎手ジョニーが乗る「シービスケット」は、西海岸での競馬レースで連勝。しかし、東海岸の王者からの挑戦を受け、レースを目前に控えたとき、ジョニーが半身不随の重傷を負ってしまう。(amazonより)

物語の前半はかなりのハイスピードでずんずん話が進みます。まどろっこしくなくていいのですが、よくわからなかったりする部分も多少。私にはおじいちゃん俳優が全員同じ顔に見えてしまったからかもしれないが…(-_-;;


なんかやっぱり馬がいい。と思ってしまいます。世の中に競馬ファンが多いのもうなずけるなあ。美しくてしなやかに強いっていうか。ひとめで惹きつけられて、見惚れますよね。『星になった少年』の時も書きましたが、動物の偉大さに感銘を受けました。たぶん映画のストーリーとはあまり関係ないところで。


と言っても、もちろんストーリーもおもしろいです。「ちょっと怪我したからって排除する必要はない」と繰り返されるメッセージ。大恐慌時代、多くの人間が弱者であり負け組であった時代の、「2度目のチャンスに賭ける」希望の物語です。