(18)『ベッカムに恋して』

Gyaoで見ました。
前から見たかったからタダで見れてラッキー♪

ジェスは英国に住むインド一家の次女。サッカーが大好きでベッカムの大ファンである彼女は、女子サッカーチームの選手であるジュールズにチームに誘われ、所属することに。しかし、厳しい両親はそれを許さなかった。(amazonより)


タイトルから想像するのはベッカムの追っかけ物語っぽいですが、
ベッカムの影はだいぶ薄いです(笑)
見る前の印象として、私はキーラ・ナイトレイが主人公だと思っていた上、インドが関係あるなんて1ミリも知らなかったので、主人公がインド人の少女っていうことにまずかなりビックリでした。


見終わって、「お父さん!!」て感じでした。。
以前見た『リトル・ダンサー』という映画もちょっと似たようなお話なのですが(男の子がバレエダンサーを目指す話なので)、あの映画も「お父さん!!」ていう感動のシーンがありましたね。


平たく言えば伝統と家族と夢と友情と恋の間で揺れる話なので、よくあると言えばよくある話。でもインドの陽気な音楽に合わせてテンポよく物語がすすんでいき、引き込まれて「2時間があっというま」でした。ジェスもジュールズも可愛いし爽やか。監督も若くてかっこいい(笑)更に脇役たちも個性豊かで素敵です。


伝統とか体制とか、そういう自由を縛り付けるものにどう向かっていくのか。っていう作品は昔から多いですが、逆にハリウッドにはもう作れなくなってきた作品なのでは、とも思います。既にたくさんの例があるし。これ以上打ち破る伝統とかもうないんじゃ?っていう…。ハリウッドが打ち破るべきはハリウッド自身?


なんてこの作品にあまり関係ないことをちょっと思いました。